とよとみ温泉の泉質
アトピーには「単純温泉」、「塩化物泉」、「炭酸水素泉」などの泉質が効果的と言われています。
豊富温泉の泉質は美肌・消毒・炎症鎮静効果のある炭酸水素、メタケイ酸、メタホウ酸、マグネシウムと粗製石油由来のタールが含まれているナトリウム塩化物泉系モール泉です。
今回私が利用させていただいているふれあいセンターは、一般用と湯治用のお風呂に分かれており、一般用の40~41℃に比べて、湯治用は38℃~39℃と温度が低く設定されています。
温泉の油分量は日によって異なり、開館1時間~2時間くらいは油分量がとても多いです。
アトピーの人には刺激が強すぎて逆に痒みや炎症が起こったりするので、開館直後の時間帯を避けて入浴するほうが良いようです。
料金と医療費控除
湯治用はふれあいセンターでは、510円で1日2回まで利用することができ、8枚つづりの回数券も購入することができます。
定休日が毎週火曜日と隔週木曜日なのですが、定休日は旅館の日帰り入浴などを利用することができます。旅館それぞれに良さがあるので、自分好みの温泉を選んで入浴されることをお薦めします。
また、H29年から、ふれあいセンターが『温泉利用型健康増進施設』に認定されたため、①~④の要件を満たす場合は、施設利用料と施設までの往復交通費について、所得税の医療費控除を受けることができます。
【要件】
①温泉施設を利用して温泉療養を行っている
➁所得税を納めている
③1世帯の1年間の医療費が10万円を超える
④施設利用が1か月に7日を超える
私の湯治のやり方
いろいろな湯治のやり方があるかと思いますが、私は以下のようなやり方で湯治を行いました。
長い時間湯治をする方が効果があるように感じますが、湯疲れして体力が落ち感染症につながる可能性もあるので、最初のうちはなるべく長湯をしないように心がけました。
湯治の回数:1日に2回
湯治の時間:油分が多い開館時直後は避け(11時30分くらい)、夜は早め(18時くらい)に入る
1回あたりの湯治の時間:1回10分~15分 長くても30分程度
症状の変化
症状は湯治を始めて1週間くらいは症状が悪化しているような気がしました。かき傷もあったため、温泉が沁みたり、かゆくなったり、油分が強すぎると蕁麻疹が出たりしたので、温泉に入りたくないなと思ったくらいです。
当初は良くなるのだろうかと不安を抱えながら行いましたが、湯治をしている方々が口々にぜったる治るから頑張ってと言われて苦痛ながら続けていました。
1週間経過した頃から、徐々に赤みが少なくなったり、かゆみが和らいできたり、皮膚が滑らかになったりといったに効果を感じ始め、2週間~3週間目には症状がとても楽になっていました。
まとめ
湯治のやり方、感染症、症状の悪化など、湯治について初めての方はとても不安があると思います。不安を感じた場合は、一人で悩まず、ふれあいセンター内に健康相談員(看護師・保健師)やコンシェルジュデスク(湯治体験者)に相談することをお薦めします。
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